【ニューヨーク=河内真帆】米スポーツ・靴大手ナイキが24日発表した2019年12月〜2020年2月期決算は、純利益が前年同期比23%減の8億4700万ドル(約944億4000万円)だった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中国市場での販売が減速した。南米地区での配送事業の契約変更も重荷になった。

売上高は5%増の101億400万ドルだった。2月に中国市場で運営する75%にあたる5000超の店舗を閉鎖した。その結果、中国での売上高は19年12月〜20年2月に4%減った。中国では過去22・四半期にわたって2ケタ増収を維持してきたが、急ブレーキがかかった。
2020/3/25 6:48
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57195150V20C20A3000000/