立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
スレタイ検索 株式前場値動き
http://download.co.jp/news/bizplus/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E5%89%8D%E5%A0%B4%E5%80%A4%E5%8B%95%E3%81%8D
ノーベル化学賞効果で関連銘柄が好調です。ですが市場は米中関係の報道でかなり振り回されている様子。アルゴリズムがかなり引っかき回しているように見えます。前場はプラスに到達して閉めていますが、後場はどうなるか。

[東京 10日 ロイター]
前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比99円29銭高の2万1555円67銭となり、反発した。米中通商協議を巡る観測報道で一喜一憂する展開。朝方は協議不調が伝えられるなか、幅広い銘柄に売りが先行したが、その後、中国の劉鶴副首相の訪米日程に変更なしとの報道があり、ひとまず安心感につながった。米株先物が下げ幅を縮小。ドル/円が107円半ばまで切り返したことが日経平均の支援材料となった。

早朝、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが、米中の閣僚級通商協議は進展がなく、中国代表団が予定を切り上げてワシントンを発つと報じ、楽観ムードが後退。朝方は、ダウEミニ先物 、S&P総合500種Eミニ先物 が1%超下落、ドル/円も一時107円付近に円高が進行した。

その後、CNBCの記者がツイッターへの投稿で、サウスチャイナ・モーニング・ポストの朝方の報道を否定。トランプ米政権が、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)への一部製品供給を容認するライセンスを近く発行するという米ニューヨーク・タイムズ報道などもあり、過度な懸念は和らいだ。

TOPIXは0.07%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は9265億円だった。東証33業種では、海運、小売、ガラス・土石製品が値上がり率上位にランクイン。半面、保険、その他製品、建設などは軟調だった。

個別銘柄では、旭化成 が話題となった。スウェーデンの王立科学アカデミーが9日、2019年のノーベル化学賞を、同社名誉フェローの吉野彰氏ら3人に授与すると発表したことが材料視された。旭化成のほか、リチウムイオン電池の部材を手がける銘柄も注目された。

東証1部の騰落数は、値上がりが622銘柄に対し、値下がりが1428銘柄、変わらずが103銘柄だった。

2019年10月10日 / 11:59
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL3N26V0UQ