立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
スレタイ検索 株式前場値動き
http://download.co.jp/news/bizplus/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E5%89%8D%E5%A0%B4%E5%80%A4%E5%8B%95%E3%81%8D
いやぁ、ここまで上がるとは。SQ算出値が21981円ということでそれに沿った値動きになっている模様。
あとはどこまで耐えられるか。欧州ECBが金利深堀りを発表したようなので、日本銀行からも追随の動きが欲しいところです。可能なら多めの量的緩和を。

[東京 13日 ロイター] -
前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比197円92銭高の2万1947円53銭となり、続伸した。米中貿易摩擦の対立が一段と緩和されるとの期待が高まる一方、欧州中央銀行(ECB)の利下げが好感され、幅広く物色されている。SQ(特別清算指数)を算出してから利益確定売りに押される場面があったものの、その後は売りを吸収し日経平均は2万2000円にあと一歩まで迫る場面もあった。

トランプ米大統領は11日、中国が一部の米国製品を追加関税対象から除外すると発表したことについて「大きな動き」であり、米中通商協議を前にした「良いしぐさ」として歓迎する意向を表明。その後、米政府が10月1日に予定していた一部中国製品への関税引き上げを10月15日に延期したと、ツイッターで明らかにした。一方、ECBは利下げや量的緩和(QE)の再開など包括的な追加金融緩和策の導入を決定。ユーロ圏成長の下支えや物価の押し上げに向けあらゆる措置を講じる決意を示した。

これらを受け、米国株式市場は堅調に推移したほか、外為市場ではドル/円が108円台で推移、ユーロ/円は119円半ばと1か月ぶりの円安水準となるなど「目先は売り材料が見当たらなくなり、日本株を売っていた向きは買い戻さざるをえなくなっている。テクニカル面では過熱感が強いながら、需給要因から踏み上げ相場の様相を呈してきた」(SBI証券・シニアマーケットアドバイザーの雨宮京子氏)という。

株式市場筋によると、この日の朝方に算出された9月限日経平均先物・オプションの最終決済に関わる日経平均のSQ(特別清算指数)値は2万1981円09銭となった。正式なSQ値は、大引け後に大阪取引所から発表される。

SQ算出後に利益確定売りがかさんだものの、「債券市場では利回りが上昇し、明らかに債券から株価に資金シフトする動きが見られるようになっている。海外勢が持ち高調整するために日本株を買い、利益確定売りを消化した格好だ」(三菱UFJモルガンスタンレー証券・チーフ投資ストラテジストの藤戸則弘氏)との声も出ており、終始堅調に推移した。

ただ、明日から3連休を控えている一方、前日までの急ピッチな上げに対する警戒感が強く「後場は見送りムードが高まる可能性もある」といった指摘もある。

個別では、トヨタ自動車 、ソニー など主力輸出関連株がしっかり。指数寄与度が大きいファーストリテイリング が大幅高となっている。東証業種別株価指数では、不動産業、医薬品などの上昇が目立つ。半面、証券業、銀行が値下がりしている。TOPIXは0.45%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆9517億1200万円だった。

東証1部の騰落数は、値上がりが1078銘柄に対し、値下がりが944銘柄、変わらずが128銘柄だった。

2019年9月13日 / 11:57
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL3N2640H8?il=0