→米制裁でファーウェイはグーグル製品が利用できなくなる恐れ
→プロトンメールはまだ最終決定に至っていないとCEO

スイスのプロトンメールは、中国の通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ)の将来の携帯端末で暗号化電子メールサービスを提供する可能性を協議している。ファーウェイは、米アルファベット傘下グーグルのエコシステムに代わるサービス開発を目指している。

  プロトンメールのアンディー・エン最高経営責任者(CEO)は、同社のサービスがファーウェイの将来の携帯端末にあらかじめ搭載されるか、アプリストア「アップギャラリー」内で提供される可能性があると述べた。ファーウェイを通じてのサービス提供について最終決定には至っていないという。

  ファーウェイは今年5月に米国のブラックリストに掲載されたことで、グーグルのプログラムにアクセスできなくなる恐れがある。グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」のアップデートも対象となり、それがなければ「Gメール」などの重要なアプリも提供できなくなる。

原題:Huawei Eyes ProtonMail as Gmail Alternative Amid U.S. Sanctions(抜粋)
https://www.bloomberg.com/news/articles/2019-09-06/huawei-eyes-protonmail-as-gmail-alternative-amid-u-s-sanctions

2019年9月9日 11:28 JST
Bloomberg
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-09-09/PXJIHS6K50XS01