埼玉県と秩父地域おもてなし観光公社(秩父市)は9月8日、秩父地域の酒の魅力を発信するイベントを開く。ワインやウイスキー、日本酒、焼酎、ビールといった主要な5種類の酒の作り手が集まる同地域を「ちちぶ乾杯共和国」としてアピールし、酒造会社や自治体が連携しながら観光など地域経済の活性につなげる。

イベントは「ちちぶ乾杯共和国 建国宣言DAY」で、複合温泉施設「西武秩父駅前温泉 祭の湯」の駐車場とフードコートで開く。ベンチャーウイスキーや秩父ワイン、武甲酒造などのメーカーが参画する。地元の酒や料理を販売するほか、ステージを設けて酒造会社が自社商品を紹介するセミナーを企画する。

埼玉県物産観光協会もイベントに合わせて、バスツアーを開く。イベントに立ち寄るほか、長瀞のライン下りやブドウ狩りなどを体験できるツアーと、地酒「秩父錦」の酒蔵資料館や秩父ファーマーズファクトリーのワイナリーを巡るツアーを用意する。

2019/8/15 14:21
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48583360V10C19A8L72000/