韓国Samsung Electronicsは8月7日(現地時間)、ニューヨークで開催した「Galaxy UNPACKED 2019」で、新ノートPC「Galaxy Book S」を発表した。米Qualcommの「Snapdragon 8cx」、米Microsoftの「Windows 10」(Home/Pro)を搭載する。米国では9月に999ドル(約10万6000円)で発売する。
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 昨年発表の「Galaxy Book 2」のようなタブレットPCではなく、完全なノートPCだ。ディスプレイはタッチ対応だが、「Galaxy Pen」は付属しない。

 Snapdragon 8cxは、QualcommがMicrosoftと協力して開発したPC向けSoC。Galaxy Book Sは、Snapdragon 855搭載のGalaxy Book 2よりCPU性能が40%、グラフィックス性能は80%アップした。

 「スマートフォン世代のためのノートPC」と謳っており、LTEモデルのみだ。

 ディスプレイは13.3インチ、メモリは8GB、ストレージは256/512GBで、microSDスロットを備える。バッテリー持続時間は、1回の充電で動画再生で23時間持つとしている。指紋センサーを搭載し、「Windows Hello」でのログインが可能だ。動画チャット用のカメラを搭載する。サイズは305.2×203.2×6.2〜11.8ミリ、重さは0.96キロ。色はシルバーとローズゴールドの2色。

イベントでは、同日発表の「Galaxy S10」とのMicrosoftの「Your Phone」による連携などが紹介された。

2019年08月08日 07時20分
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