0001へっぽこ立て子@エリオット ★
2019/07/26(金) 17:50:21.08ID:CAP_USER埋め立て免許は2008年に交付後、福島原発事故の影響で準備工事が中断し、免許期間の延長を重ねてきた。中国電力は免許期限(今月6日)直前の6月、埋め立て工事に先立ち、地質データ取得のために海上ボーリング調査が必要になったとして23年1月までの延長を申請していた。
山口県は免許期間の延長を許可した理由について、(1)海上ボーリング調査の必要性に合理的な理由が認められる(2)上関原発の重要電源開発地点指定(05年)は引き続き有効との国の見解を得た――の2点を挙げた。免許期間延長に正当な理由があれば、県としては許可せざるを得ないと説明している。
ただ、重要電源開発地点の指定は福島原発事故前で、18年改定の国のエネルギー基本計画は原発の新増設について明記しておらず、上関原発も本体着工の見通しは立っていない。県は16年に免許期間を延長した際も、本体着工の見通しがつくまで埋め立て工事を実施しないよう要請した。
村岡嗣政知事は同日の記者会見で「(国による)発電所の審査は止まっており、本体着工は見通せない。そうした段階で埋め立てるべきではなく、法律とは別の観点から埋め立てしないように要請した」と述べた。
2019/7/26 17:37
日本経済新聞
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