人手不足が続くにもかかわらず、大企業で定年前の退職を募る早期退職が増えている。2019年1〜6月には上場企業の17社が合計で約8200人の早期退職者数を発表し、半期で18年を上回った。製薬など、業績が好調なうちに人員を適正化して事業環境の変化に備える動きも目立つ。応募者側も人生100年時代をにらみ、早期にキャリアの再設計に動く中高年も増えている。

■業績好調な製薬も

調査会社の東京商工リサーチによ…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47058460W9A700C1EA2000/