日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が7日発表した4月の新車販売台数(軽自動車含む)は、前年同月比3.4%増の37万8687台だった。増加は2カ月ぶり。トヨタ自動車(7203)のSUV「RAV4」の新型投入などが販売増に寄与した。

登録車の販売は2.5%増の23万954台だった。トヨタは7.5%増と、2カ月ぶりのプラスとなった。ホンダ(7267)は2.8%増だった。SUBARU(7270)は14.6%増で、18カ月ぶりにプラスとなった。一方、日産自動車(7201)は12.8%減と、5カ月連続でマイナスとなった。

軽自動車は4.9%増の14万7733台で、2カ月ぶりにプラスとなった。ダイハツ工業は1.5%増えた。検査不正問題に伴う大規模なリコール(回収・無償修理)を4月に発表したスズキ(7269)は5.3%増えた。ホンダは9.9%増だった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

2019/5/7 14:56
日本経済新聞
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