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最低賃金の計算を適当にする経済に弱いデービッド・アトキンソン

「低すぎる最低賃金」が日本の諸悪の根源だ | 国内経済 | 東洋経済 ...
https://toyokeizai.net/articles/-/210482
Mar 2, 2018 - 2020年の適切な最低賃金は1313円 ... 34年間の集大成として「日本経済改革の本丸=生産性」に切り込んだ新刊『新・生産性立国論』を上梓したアトキンソン氏に、
真の生産性革命に ... 非正規・時給900円位で、愛する妻や子供を養えるのか。

デービッド・アトキンソンのいい加減な最低賃金1313円説だが、これを鵜呑みするのは経済学をかじったことのない連中だろう

フランスの時給は9.76ユーロ(2017年1月)、1,282 円であり、参考にはなる。だがフランスの失業率9.8%は高すぎる
これだけ上げても、フランスはデンマークやアメリカの生産性(年間ベース)には到底及ばない

最低賃金が一人あたりGDPに占める割合は、フランスでは51%で、日本では42%となる
2017年の全国加重平均額(時給848円)を考慮し、フランス並の51%にするなら、単純計算で時給は1029円となる

イギリス並の49%にするなら、最低賃金は時給989円となる

この計算にはいろいろと問題はあるが、目安とはなる
フランスの労働力人口比率(就業者数/人口)は55%、日本の労働力人口比率(就業者数/人口)は60%程度と記憶しているため、日本も失業率は高止まりするだろう

よって最低賃金を上げると失業率を急上昇させ、労働力人口比率を押し下げる可能性があるため、1000円程度が望ましく1313円というのは経済学を知らない定性分析屋の机上の空論・妄想に過ぎない