立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
スレタイ検索 株式前場値動き
http://download.co.jp/news/bizplus/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E5%89%8D%E5%A0%B4%E5%80%A4%E5%8B%95%E3%81%8D
深夜の紙幣刷新ニュースを耳にして関連銘柄を抑えにいった方はおめでとうございます。もう売り抜けましたか?
全体を見れば、上も下も動きにくい相場。なかなか攻めにくい状況です。薄商いに終わりそうな雰囲気。

前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比39円46銭安の2万1722円19銭となり、小幅続落した。外部環境に大きな変化がなく手掛かり材料に欠ける中、内需系銘柄を中心に売りが先行した。上値の重さが意識され、短期投資家の利益確定売りも出た。一方、円相場は強含みでの推移となったが、米ハイテク株高の流れを引き継ぎ、アドバンテスト 、ファナック など外需系銘柄が買われて指数を支えた。

政府は9日、1万円、5千円、千円の紙幣を全面的に刷新すると発表した。特需が期待できる関連銘柄として日本金銭機械 、グローリー などが買われた。ロイターが米サード・ポイントによる株式再取得を報じたソニー も大幅高だった。

TOPIXは0.55%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は9196億円だった。東証33業種では、石油・石炭、鉱業、電気機器などが値上がり率上位に入った。半面、電気・ガス、不動産、小売など内需系セクターが総じて軟調だった。市場では「日経平均は直近のレンジ上限に達したとの見方から売りが優勢だった。もっとも、主力ハイテクの一角で株価が上放れ、トレンド転換が鮮明になっている銘柄も目立つ。相場の変化は素直に評価する必要がありそうだ」(内藤証券投資調査部部長の浅井陽造氏)との声が出ていた。

東証1部の騰落数は、値上がり355銘柄に対し、値下がりが1702銘柄、変わらずが76銘柄だった。

2019年4月9日 / 11:51
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL3N21R0PR?il=0