(CNN) 英航空サービス調査会社スカイトラックスが世界の航空会社について機内の清潔さを比べた2018年版ランキングで、アジアの各社が上位を独占し、全日空(ANA)がトップの評価を受けた。

スカイトラックスは毎年、乗客の満足度調査に基づいて航空各社の総合、部門別ランキングを発表している。清潔さの部門では、客室内の座席スペースやテーブル、カーペット、内壁、トイレなどが評価対象となる。

今年の1位はANA、2位が台湾のエバー航空、3位が韓国のアシアナ航空で、以下シンガポール航空、日本航空、香港のキャセイパシフィック航空、カタール航空、スイスインターナショナルエアラインズ、中国の海南航空、独ルフトハンザ航空がトップ10入り。上位30社の大半をアジアの航空会社が占めている。

地域別のトップはアフリカが南アフリカ航空、オーストラリア太平洋がニュージーランド航空、北米がエア・カナダ、南米がアズールブラジル航空だった。

旅行情報サイトのトラベルマスが2015年、米国内の5空港と航空大手2社の4便で細菌の量を調べた調査では、サンプルを採取した場所のうち、機内食などに使う格納式テーブルの細菌が最も多いとの結果が出ていた。

スカイトラックスが昨年発表した総合ランキングのトップはシンガポール航空、2位はカタール航空で、3位がANAだった。
https://www.cnn.co.jp/travel/35134412.html