トヨタ自動車(7203)は6日、2019年3月期の連結純利益(米国会計基準)が前期比25%減の1兆8700億円になりそうだと発表した。2兆3000億円としていた従来予想から引き下げた。未実現持分証券評価損を計上したことが響く。

https://www.nikkei.com/content/pic/20190206/96958A9E9381949EE2E49A80918DE2E4E2E0E0E2E3EBE2E2E2E2E2E2-DSXMZO4095856006022019000001-PB1-2.jpg
決算発表するトヨタ自動車の白柳正義専務役員(6日午後、東京都文京区)

売上高は微増の29兆5000億円、営業利益は横ばいの2兆4000億円と従来予想を据え置いた。想定為替レートはユーロを1ユーロ=128円と従来予想に比べ、2円円高方向に見直した。グループの世界販売台数は1055万台と、従来予想から5万台増やす。

同時に発表した18年4〜12月期の連結決算は売上高が前年同期比3%増の22兆4755億円、純利益が29%減の1兆4233億円だった。グループの世界販売台数は2%増の800万台だった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

2019/2/6 13:45
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL06HRC_W9A200C1000000/