経済産業省が16日発表した2018年11月の第3次産業活動指数(2010年=100、季節調整済み)は前月比0.3%低下の106.6だった。低下は2カ月ぶり。

業種別にみると、指数をもっとも押し下げたのは金融業、保険業で2.2%低下した。株取引の減少で金融商品取引業が低下した。卸売業や医療、福祉も低下した。一方、もっとも指数を押し上げたのは事業者向け関連サービスで2.6%上昇した。土木・建築サービス業の上昇が寄与した。

全体では11業種のうち8業種が低下し、3業種が上昇した。経産省は基調判断を「持ち直しの動きがみられる」に据え置いた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

2019/1/16 14:10
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL16HNS_W9A110C1000000/