経済産業省が15日発表した2018年11月の特定サービス産業動態統計速報によると、遊園地・テーマパークの売上高は前年同月比6.9%増の641億円だった。特別イベントや関連グッズの販売が引き続き好調だった。

ゴルフ場は2.7%減の84億円だった。一部地域で、豪雨災害などの影響が引き続きみられたという。

葬儀業は6.0%減の497億円、結婚式場業は8.0%減の272億円だった。「家族葬など小規模な葬儀が増えているほか、結婚式も小規模化もしくは開かないという人が増えていることが影響している可能性がある」(経産省)という。

対事業所サービス業では、エンジニアリング業が2.4倍の1兆2157億円と大幅に増えた。海外向けに、大型の液化天然ガス(LNG)プラントを受注したことが寄与した。国内外でゲームソフトのヒット作がみられた情報サービス業も、6.0%増の8366億円となった。

対事業所サービスは10業種のうち9業種が増加、1業種が減少した。対個人サービスは10業種のうち5業種が増加、5業種が減少した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

2019/1/15 14:50
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL15HJZ_V10C19A1000000/