仏のインターネット広告会社のクリテオは11日、日本人の福袋の購買動向についての調査結果を発表した。福袋をオンラインで購入した、または購入するとの回答は全体の46%に上った。スマートフォン(スマホ)の普及を背景に、ネットショッピングの広がりは福袋にも及んでいる。

電子商取引(EC)を使ったことのある日本人401人を対象に、2018年12月27〜29日にかけてアンケート調査を実施した。

価格帯ごとの調べによると、購入額が0〜5千円の間では、実店舗で買う割合がオンラインの割合を上回った。一方で、それ以上の価格帯ではいずれもオンラインで買う割合が高かった。また、オンラインで福袋を買うと答えた人の16%が12月1〜7日の間に予約したり買ったりするなど、オンラインでは早い時期の購買行動も目立つ。

福袋の購買動向についての調査は今回が初。クリテオは今後、同様の調査を毎年実施していくという。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39925200R10C19A1X30000/