中国経済の成長鈍化や原材料・人件費の増加など、上場企業を取り巻く収益環境の先行きには不透明感も出ている。だが個別企業に目を移すと、2019年3月期は長い低迷や雌伏の時を経て利益記録を塗り替える企業が相次ぎそうだ。今期に久しぶりに本業のもうけを示す営業利益が過去最高を更新するのはどんな企業なのか。その顔ぶれや背景を探ってみた。

「マージン(利幅)の改善が非常に大きい」。出光興産の酒井則明執行役員は…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38075240S8A121C1DTA000/