世界的に株式市場が不安定な動きを続けるなか、日銀が事実上の株価下支え策である上場投資信託(ETF)購入を再び増やしている。7月末に購入減額に道を開く新たな枠組みを決め、買い入れのハードルを上げる基準厳格化にも乗り出したとみられていたが、10月に入り基準を再び緩めた可能性も市場で意識されている。金融緩和の副作用を緩和するためにようやく始めたETF購入縮小。今後本格的な軌道修正を迫られるなら、将来の…

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2018/10/29 5:30
日本経済新聞 電子版
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36981000W8A021C1000000/