パナソニックは来春、フルサイズミラーレスカメラの新シリーズ「ルミックスS」を投入する。各社がこぞって参入するフルサイズミラーレスの舞台に、世界初のミラーレスを発売した先駆者として満を持しての登場だ。高精細画質「4K」動画にも対応する性能。Sシリーズはプロカメラマンへのアピールを目指していて、カメラ市場の台風の目となれるのか注目されている。(藤谷茂樹)

 パナ、Sシリーズ投入

 9月26日、独ケルンで開幕した世界最大のカメラ見本市「フォトキナ2018」のパナソニックブースで試作機2台が披露された。フルサイズミラーレスカメラのルミックス「S1R」と「S1」だ。

 2008年にミラーレスカメラを世界で初めて発売したのはパナソニック。Sシリーズについて、本間哲朗専務執行役員は「参入シナリオを何回も見直し、成功の確率が高くなったと、昨年の夏に開発投資を決めた」と明かした。
以下ソース
https://www.sankei.com/west/news/181020/wst1810200003-n1.html