ディスカウント量販店を展開するドンキホーテホールディングス(HD)は13日、東京都渋谷区道玄坂の旧「ドン・キホーテ渋谷店」跡地周辺を再開発すると発表した。超高層ビルを建設したうえで、店舗、事務所、ホテルを進出させる。区画整備工事を9月から着手し、平成34年4月に完成させる予定だ。

 「渋谷区道玄坂二丁目開発計画」は、「文化村通り」に面した約5700平方メートルの敷地に地上28階、地下1階の高さ120メートルの超高層ビルを建設する。延べ床面積が約4万平方メートルの大型開発となる。

 同日開催の決算・事業説明会で大原孝治社長は「渋谷地区で進む再開発の1つとして、文化村通りの活性化や渋谷全体の回遊性を高めていく」と、開発の意義を強調した。
https://www.sankei.com/economy/news/180813/ecn1808130011-n1.html