国内の腕時計メーカーが70万〜80万円から100万円を超える高価格商品へのシフトを急いでいる。5万〜20万円前後のミドルクラスは人工知能(AI)を使ったスマートウオッチなどと差別化ができなくなっているためだ。「職人技」を武器に付加価値を訴えるが、欧州の高級ブランドの壁はまだ高い。

■シチズン、厚さ3ミリ以下の最薄
 穏やかな田園風景が広がる長野県飯田市にシチズン時計の生産子会社が運営する飯田殿岡工場…
2018/8/10 10:31
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34037640Q8A810C1000000/