→今のところはビットコインについて様子見の姿勢とるつもりだ
→大規模な資金フローは見られないが、それでも問題はない

米CMEグループのテリー・ダフィー最高経営責任者(CEO)は26日、同氏が40年近く間近で見てきたトレーディングの歴史の中で、仮想通貨ビットコイン先物が「最も論争を呼んだ商品投入だったかもしれない」と述べた上で、CMEは他の仮想通貨先物の上場を急がない考えをあらためて示した。

  同CEOはブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「商品がどう動くか見るために商品を上場するようなことはしない」と言明。「今のところはビットコインについて様子見の姿勢をとるつもりだ」と説明し、「大規模な資金フローは見られないが、それでも問題はない。どちらに行くにしてもしばらく時間を要するだろう。われわれは正しいやり方でやる」と話した。

  ビットコイン先物の取引開始では、CMEと競合するCBOEグローバル・マーケッツが昨年12月に先行したが、CMEもすぐに追随した。

Bloomberg
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-07-27/PCIBGY6KLVRK01