「スマートフォンの利用時間は若年層のほうが長い」と思っている人は多いかもしれません。しかし、ニールセンデジタルが実施した調査によると、18〜34歳と50歳以上のスマホ利用時間差はわずか9分に留まっていることがわかりました。

スマホからのネット利用者は10%、総利用時間は18%増加
視聴率行動分析サービスを提供するニールセンデジタルは26日、スマートフォン視聴率データ「Nielsen Mobile NetView」をもとに、2018年5月の年代別のスマートフォン利用状況を発表しました。「Nielsen Mobile NetView」は、日本全国の調査協力モニター8,000名(iOS、Android各4,000名)のアクセスログ情報に基づき作成されています。

2018年5月、スマートフォンからインターネットを利用した人数は6,752万人で、前年同月の6,149万人から10%増加しました。また、スマートフォンでネットを利用した総時間数は68億時間で、前年同月比の58億時間から18%増加しています。
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利用者伸び率は50歳以上がトップ
スマートフォン利用者の伸び率を年代別で見たところ、49歳以下は1桁台の増加であるのに対し、50歳以上は27%増と大幅な伸びを見せており、スマホ利用者数の増加は50歳以上が牽引していることがわかります。また、利用者の年代構成においても、50歳以上が37%と最も高いシェアとなっていました。
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スマホでネットを利用する時間は年代別でもあまり変わらない
スマートフォンの1人1日あたりの利用時間は、年代別でみると、18〜34歳が最も多い3時間23分でしたが、50歳以上の3時間14分と比べてわずか9分の差しかありません。近年は若年層だけでなく、シニア層もスマホを日頃から活用しているようです。
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2018年6月26日 17時51分
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