日本の小売業がネット通販分野の開拓を急いでいる。日本経済新聞社がまとめた2017年度の小売業調査によると、ネットを含む通販事業の総売上高は前年度比で8.4%増と13年度以降の調査で最も伸びた。半面、売上高に占める比率が1%未満の企業も4割に達した。先行するアマゾンジャパン(東京・目黒)は相次いでサービスを拡充しており、背中は遠い。

 調査は全国の百貨店、スーパー、コンビニエンスストア、専門店などを…
2018/6/27 1:00
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32278690W8A620C1EA2000/