損保ジャパン日本興亜は、スマートフォンのチャット画面で、事故受け付けから保険金支払い手続きまで一貫して対応するサービスを6月から始める。チャットアプリ国内最大手のLINEと協力し、電話が大半だった事故対応に、手軽に画像などを送れる利点があるチャットを活用して、若年層の取り込みをねらう。

損保ジャパンは4月にLINEとの業務提携を発表し、年内にもLINEアプリ内で保険商品を売り始める計画だ。今回のサービスで、販売だけでなく、事故受け付けといった加入者のトラブル対応にもLINEを活用したい考えだ。

保険加入者がLINEアプリ内の同社公式アカウントに登録すると、LINEと共同開発したチャット画面に移ることができ、そこで担当者とやりとりする。

たとえば自動車事故を起こした…

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2018年5月30日07時07分
https://www.asahi.com/articles/ASL5X4V8RL5XULFA01C.html