カナダのウィスラーで31日から開かれる先進7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議の主要議題が29日、
固まった。米国の利上げによる新興国からの資金流出リスクなど、世界経済の懸念材料について意見を交わす。
北朝鮮問題も議論される可能性がある。
 日本からは麻生太郎財務相と黒田東彦日銀総裁が出席する。共同声明は発表されない見通しだ。
 世界経済は好調を維持している一方、米利上げに伴うドル高で、
トルコやアルゼンチンでは急激な自国通貨安が進行。
G7では金融市場の動揺が他の新興国へ広がり、景気を腰折れさせる恐れがないか点検する。
(2018/05/29-19:54)

時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018052900946&;g=prk