トルコ中央銀行は1週間物レポ金利を倍以上の16.5%に引き上げることを決めた。
6月1日から適用する。現在、資金供給で採用している金利と同じにし、新たな主要政策金利とする。
中銀が28日ウェブサイトで発表した。

  複数の政策金利から成るトルコの金融政策の枠組みを簡素化する取り組みの最終ステップだと、
中銀が説明した。翌日物貸出金利と翌日物借入金利は1週間物レポ金利のそれぞれ上下1.5ポイントに設定する。
現行の9.25%と7.25%から、それぞれ18%と15%となる。

  1週間物レポ金利は現在8%。以前はトルコ中銀の主要政策金利だったが、
2017年1月以降は使われていなかった。
中銀がこれに代わって適用していた緊急時の貸出金利である後期流動性ウィンドー金利は3ポイント引き上げ19.5%とする。
一部について移行期間が設けられ、移行は6月7日に完了する。

Bloomberg
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-05-28/P9FMV46S972J01