日本電機工業会(JEMA)が22日発表した4月のエアコンなど白物家電の国内出荷額は、前年同月比0.2%減の1585億円と、4カ月ぶりに前年実績を下回った。電気冷蔵庫と電気洗濯機が4カ月ぶりに減少した。

電気冷蔵庫と電気洗濯機はそれぞれ前年同月に比べ9.3%、0.7%減少した。これまで省エネタイプや高付加価値製品への買い替えで出荷が伸びていた反動で、店舗で在庫を調整する動きが出たとみられる。家電部調査統計課は「需要そのものが落ち込んでいるわけではない」との見方を示した。

気温の上昇を受け、ルームエアコンは前年同月比10.4%増の426億円と3カ月連続のプラスだった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2018/5/22 10:33
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL22H84_S8A520C1000000/