日本経済新聞 2018/5/2 12:55
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30066540S8A500C1HE6A00/

ハンバーグやカレーなど主力4品を刷新する
https://www.nikkei.com/content/pic/20180502/96958A9F889DE1E2E2E4E4E7E6E2E2E0E2E7E0E2E3EA9A97E493E2E2-DSXMZO3006652002052018HE6A01-PB1-2.jpg

 セブン&アイ・ホールディングスは2日、高価格帯のプライベートブランド(PB)で扱う食品4品を
刷新すると発表した。原材料や製法を見直し、専門店の本格的な味わいに近づけたという。ハンバーグなど3品は
価格も3%(12円)下げる。調理の手間をかけずに楽しめる商品として、スーパーの客層を取り込む。

 2010年から販売する「セブンプレミアム ゴールド」ブランドの4品を刷新する。

 「金の直火焼ハンバーグ」は牛肉のカットの仕方を部位ごとに見直し、ジューシーさを引き立てたという。
価格も見直し、今回刷新するビーフシチューやカレーも含めた3品を398円から386円に値下げする。

 主力の食パン「金の食パン」(2枚入りで127円)では小麦粉から生地を作る際、一部に熱湯を使う製法を採用。
モチモチとした食感や生地の甘味を引き立てた。

 刷新する4品は8日から順次、セブン―イレブンやイトーヨーカドーなどグループの約2万800店で売り出す。

 ハンバーグやカレー、ビーフシチューは10年の発売以来、8度目の刷新となる。13年に発売した食パンは
6度目の刷新。製法や原材料を毎年細かく見直すことで、顧客の好みの変化にきめ細かく対応。
食卓向け商品を強化し、スーパーの利用客を呼び込み固定ファン獲得につなげる。