https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2989510026042018L91000/

愛知労働局は26日、2017年度の県内高校卒業生の就職決定率が99.9%になったと発表した。前年に比べ0.1ポイント上昇し、
統計がさかのぼれる1996年度以降、過去最高を更新した。

人手不足を背景に製造業や卸売・小売業など幅広い企業から高卒生を採用する動きが強まった。
就職決定者数は1万1941人と8年連続で増え、全国1位の多さだった。

 就職希望者数は1万1955人と前年より0.1%減る一方、求人数は3万5750人と9.4%増えた。

求人倍率は2.99倍と、0.26ポイント上昇した。就職が決まっていない14人についてはハローワークが積極的に支援を続けるという。

 愛知県が同日発表した県内大学・短大生の就職率は97.6%と、前年比0.1ポイント上昇した。統計がさかのぼれる1994年度以降で過去最高になった。