有機ELや液晶の製造を手掛ける韓国・台湾のパネル大手が2017年までの好況から一転、苦境に陥っている。18年1〜3月期は韓国勢ではサムスン電子のディスプレー部門の営業利益が前年同期に比べ68%減少。LGディスプレーは6年ぶりの赤字に転落した。台湾の友達光電(AUO)も連結営業利益が75%減った。サムスンは米アップル向け有機ELの誤算が、LG、AUOは中国勢の増産による液晶市況悪化が響いた。

サムス

2018/4/27 2:03
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29905200W8A420C1FFE000/