アメリカのネットメディアRecodeと調査会社SurveyMonkeyの共同調査でAppleはAmazon、Googleに次いで「社会に好影響を与えているアメリカ企業」の3位にランクインしました。

1位はAmazon、2位がGoogle
調査はアンケート形式で行われ、回答者はテクノロジー企業から「社会に好影響を与えている企業」を選択します。その結果、トップは20%の支持を集めたAmazonでした。先進的で、かつ生活の隅々に入り込むAmazonのサービスに多くの人が恩恵を感じている結果だと思われます。また2位はGoogleで、こちらもインターネットの様々なところで社会に好影響を与えていることが評価されているようです。

Appleはこれら企業に続いて3位にランクインしています。iPhone、iPad、Macは社会を大きく変えたのは間違いなく、Apple WatchやApple TVも単なる製品にとどまらず、利用者の生活スタイルを変えつつあります。しかしiPhoneやiPadを持っていなくても、AmazonやGoogleは使えます。利用者数という意味ではAppleは上位2社と差がついているのも確かでしょう。そこがランキングに影響を与えたのかもしれません。

CEOランキングでもAmazonがトップ
この調査では同時に「人々の日常生活に最も大きな影響を及ぼす技術者CEO」も調べています。このランキングでもAmazonは強く、ジェフ・ベゾス氏がトップになっています。2位はGoogleのサンダー・ピチャイ氏、3位がFacebookのマーク・ザッカーバーグ氏となり、Appleのティム・クックCEOはトップ3に入ることはできませんでした。

これら調査を通して、アメリカではAmazonが社会に好影響を与えた企業として高く評価されていることがわかると同時に、Appleはスマートフォンやタブレットメーカーとして健闘はしているものの、上位企業ほど社会に好影響を与えていると見なされていないことがわかります。Appleがこれから製品やサービスを通して、どこまで社会に好影響を与え、そして変えていけるかに注目したいと思います。
2018年4月23日 11時44分
https://iphone-mania.jp/news-210235/