エントリーレベルのMacBookが、今年の第2四半期(4-6月)に発表される可能性が浮上しました。MacBook Proに匹敵するディスプレイの解像度を持ち、MacBook Airに近い価格になるという次世代13.3インチMacBookは、どのようなモデルなのでしょうか?

MacBook AirとなるかMacBookとなるかはわからない
台湾メディアDigiTimesは、Appleの次世代MacBookは、MacBook Airと同額、もしくは若干高めの価格設定になると見ています。MacBook Airは現在、128GB版が999ドル(日本では98,800円)、256GB版が1,199ドル(同118,800円)で販売されています。

韓国のLG Displayは、5月末もしくは6月上旬にも、アモルファスシリコンTFTディスプレイパネル(2,560 x 1,600ピクセル)の増産を開始するといわれています。ディスプレイの解像度は、1,440 x 900ピクセルのMacBook Airと比べて大きく改善され、Retinaディスプレイになると見込まれています。

MacBook Airとして売り出される可能性もあるとのことで、製品名にAirがつけられた場合、最初のRetinaディスプレイ搭載MacBook Airとなります。

Appleは生産コストを下げるため、中国のディスプレイメーカーと交渉を行なっていたようですが、結果的に失敗に終わったと伝えられており、その理由は明らかになっていません。

組み立ては、Quantaが70%を受け持ち、Foxconnが残りの30%を担うとみられています。Appleは、今年中に600万台の出荷を目指していると噂されていますが、DigiTimesは出荷台数は400万台ほどにとどまると見ています。

今回の報道は、先週のKGI証券のミンチー・クオ氏の予測ともおおむね合致しています。
2018年3月12日 17時44分
https://iphone-mania.jp/news-205596/