コンビニ、工場、農家など、働く外国人の存在は東京など大都市部だけではなく全国各地で珍しくない。それどころか欠かせない存在になっている―。

国が毎年公表する統計によると、日本に住む外国人は増え続けていて去年6月時点で247万人と過去最高になっている。20年前と比べると約100万人も増えているのだ。

しかし、このところ全国でもっと急に外国人が増えたという実感がある。 そう考えた私たちは、都道府県ごとに分析してみた。
すると―
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2017年までの4年間ですべての都道府県で外国人は増えているのだ。

増加率をランキングにしてみた。
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大都市圏だけではなく、九州、沖縄、東北、北海道。さまざまなところで急速に増えていることがわかる。自分の住んでいる所や出身地がランキングで上位に来ることに驚く方も多いのではないか。

さらにこれを全国1741のすべての市区町村別に詳しく分析してみた。
実に全体の約75%にあたる1316市区町村で外国人が増加しているのだ。
日本人の人口が減った一方、外国人は増えたという自治体も1050ある。
全国各地で人口減少が続く中、外国人の人口がそれを補っている実態が見えてきた。

多くの産業を支える外国人
各地で取材を進めると、まず見えてきたのは、労働力としての存在だ。全国各地のありとあらゆる業種で外国人が欠かせなくなっているというのだ―。
以下ソース
https://www.nhk.or.jp/d-navi/izon/prologue.html