ソースコード共有ツールを運営する米GitHubは3月1日(協定世界時)、日本時間の3月1日午前2時21分〜午前2時30分にアクセス不能、断続化が発生したことについて謝罪、説明した。原因はDDoS攻撃だったという。サービス上のデータに影響はなかったとしている。

 ピーク時には1.35Tbpsのトラフィックが集中した。メモリキャッシュサーバ「memcached」を踏み台にした反射型攻撃で、1秒当たり1億2690万パケットが送られた。米Wiredによると、これは2016年10月の攻撃以来の、過去最大の攻撃という。

GitHubは、着信転送帯域幅が100Gbpsを超えた段階で、DDoS防御サービスを提供する米Akamaiにトラフィックを転送し、Akamaiがトラフィックを吸収し、攻撃を低減した。

 同社は、今後ネットワークエッジをさらに強化し、トラフィック監視インフラを使ってDDoS低減プロバイダーの自動化を検討していくという。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1803/02/news065.html