https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171230/k10011275551000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_026

12月30日 11時20分
年の瀬を迎え、北海道釧路市の市民の台所「和商市場」は、正月用の食材を買い求める人たちでにぎわっています。

JR釧路駅近くにある和商市場は、鮮魚店などおよそ60の店舗が入っていて、地元の人たちや観光客に親しまれています。

店頭には、地元の沿岸で取れたタラやキンキなどの鮮魚や、正月に欠かせないカニやイクラなどが並び、多くの人が訪れていました。店員によりますと、ことしは水揚げの不振で鮮魚や水産加工品が去年より少し高くなっていて、特に秋サケの不漁の影響でイクラは例年より5割ほど高いということです。

訪れた人たちは、商品を間近で見たり手に取ったりして品定めをしながら正月用の食材を買い求めていました。
イクラを買った87歳の女性は「気に入ったものが手に入りました。値段も高かったですが、ちょっと頑張って買いました」と話していました。
74歳の女性は「毛ガニを買いました。ふだん買えないものなので、静岡県にいる孫たちに送ろうと思います」と話していました。