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2017年12月29日 17時48分
 【ニューヨーク=有光裕】米アップルは28日、主力商品であるスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」について、約1年前から基本ソフトの更新時にアイフォーン「7」など最新機種以外の動作速度を遅くしていたと謝罪する声明を発表した。

 古い機種は動作速度を速くすると、電池の劣化で想定外の機能停止が発生し、保存したデータが消えるためだったなどと理由を説明。「最新機種の購入を促すために、意図的に製品寿命を短縮しようとしたわけでは決してない」としている。

 アイフォーン「6」以降の機種について、2018年1月下旬から12月まで電池の交換料金を引き下げるほか、18年の早い時期に電池の劣化状況が分かる仕組みを導入するという。