米アップルのiPhoneの頭脳となるシステムLSI(大規模集積回路)の生産を巡り、アジアの2強が火花を散らしている。台湾積体電路製造(TSMC)は2018年後半に発売する次期スマートフォン(スマホ)向けの独占受注を獲得したもよう。韓国サムスン電子は次世代の製造技術で巻き返しを図る。アップルが、スマホ端末のライバルでもあるサムスンへの「依存脱却」を探る中、両社のせめぎ合いは激しさを増している。

 サ…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24974780S7A221C1FFE000/