0001ノチラ ★
2017/12/10(日) 16:08:46.47ID:CAP_USER「ナイトタイムエコノミーとは、日没から翌朝までに営まれる経済活動全般」と解説するのは、『「夜遊び」の経済学』著者の木曽崇氏だ。
昼間の観光を重視する日本と比べて、他の先進国では夜間の経済活動が活発である。典型例は、夜11時ごろまでミュージカルやライブ演奏などが繰り広げられる米ニューヨークだ。
「地下鉄が24時間運行で帰宅手段に困らず、周辺には終演後飲食可能な施設も多い」(木曽氏)ので、深夜の経済活動も活発になりやすい。
ロンドンやベルリンの地下鉄も、週末には24時間運行を行う。日本でもナイトタイムエコノミーを盛り上げるには、「行政側による深夜交通の拡充が不可欠」(同)となる。
娯楽施設の営業時間が拡大して深夜交通の環境が整えば、訪日外国人の日本での消費額はおのずと増えよう。その結果、先の「新経済連盟」によれば日本全体で80兆円の経済効果がもたらされるとか。ただ、「夜遊びは不道徳との日本人の倫理観が足を引っ張っている」(同)側面もあり、一朝一夕には事が進まない恐れもある。
http://president.jp/articles/-/23857