韓国の造船大手サムスン重工業は6日、2018年12月期の連結営業損益が2400億ウォン(約240億円)の赤字になる見通しだと発表した。韓国の大手企業が来期の赤字予想を開示するのは異例。構造改革の遅れや中国造船大手の攻勢におされて業績が低迷する。発表を受け、同日の韓国市場ではサムスン重工業株が3割近く急落した。

 同社は6日「景気回復を背景に業績改善期待が高まっている。異例だが早…

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO2432540006122017FFE000/