中小企業のM&A(合併・買収)などを仲介する「事業引継ぎ支援センター」の成約実績が2012年度から17年度上期までの累計で、1千件を突破した。中小企業では経営者の高齢化が進み、後継者不足が深刻になっている。望まぬ廃業を防ごうと、事業の引き継ぎ先を外部に求める経営者が増えている。所管する経済産業省は支援体制の拡充を急ぐ。

 経産省は全国の商工会議所などと連携して各地に支援センターを設置。中小企業の外…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22855720Z21C17A0NN1000/