サムスン電子 国内市場向けスマートフォン「Galaxy Note FE」40万台を発売から2か月足らずで完売したと発表した。昨年バッテリーの発火問題で販売中止となった「Galaxy Note 7」の部品を再利用した。

「Note FE」はバッテリーを取り換え、69万9600ウォン(約6万7800円)と、「Note 7」のおよそ3分の2の価格で販売された。同モデルを取り扱う携帯電話会社によれば、高性能で比較的価格が安いため顧客が殺到したという。

 韓国の通信最大手SKテレコムの広報担当者は、「最上級モデル並みの性能を持ちながらそれほど高価ではない。『Galaxy Note 8』発売直前というタイミングも完璧だ」と話した。

 サムスン電子は先週、ニューヨークで「Note 8」を発表しており、今月中に発売予定。旗艦スマホの最新モデルは片手に納まり、専用のタッチペン「Sペン」が付属する。使い勝手が良く、利用者が自分に合う形でコミュニケーションできるという。
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDX04H1C_U7A900C1FFE000/