トヨタ自動車の高級車ブランド「レクサス」は、注目を集める新車品質調査で業界平均を下回る結果となった。一方、日本やドイツのブランドを追い上げている韓国の自動車メーカーは一段と勢いづいた。

レクサスはJDパワーの初期品質調査で32ブランド中15位と、昨年の7位から後退した。2012年は首位だった。韓国の起亜自動車は2年連続でトップとなり、現代自動車の高級ブランド「ジェネシス」は2位。

レクサスの後退傾向は数年にわたっている。米国の高級車販売台数で首位に立ったこともあったレクサスだが、今回のオーナー調査では、電子システムの複雑さなどに悩み保有後3カ月以内に問題を報告したケースは100台当たり98件に上った。業界平均は97件と、1年前の105件から改善した。
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https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-06-22/ORX7KG6JIJUO01