http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL14HC6_U7A610C1000000/

2017/6/14 12:46

 日本信号(6741)は14日、23日に開く株主総会を巡って米議決権行使助言会社インスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズ(ISS)が出した、社外の補欠監査役選任議案の反対推奨に「重大な事実誤認が含まれている」として反論を公表した。

 ISSは取引先かつ株主である、みずほフィナンシャルグループ出身であるとして、ガソリン計量機メーカーのタツノ(東京・港)社長の龍野廣道氏の選任議案に反対推奨している。これに対して信号側は「龍野氏はみずほフィナンシャルグループとなる日本興業銀行に入行し退行してから30年以上が経過している。過去の雇用者との利益相反を解消するのに十分な期間を経過している」などと説明して、社外の補欠監査役としての独立性には問題がないとの見解を明らかにした。〔日経QUICKニュース(NQN)〕