スマートフォンの所有率が2015年の年末時点で初めて5割を超え、若者の8割以上が、スマホを必需品だと考えていることが、消費者庁が9日に発表した白書でわかった。

 「消費者白書」によると、去年1年間に、全国から約89万件の消費に関する相談が寄せられた。このうち、通信サービスをめぐる相談が約26万件と3割を占めている。特にインターネット通販での問題や、アダルト情報サイトとのトラブル解決をもちかける業者、格安スマートフォンなどに関する相談が急増している。

 また、2015年の年末時点で、6歳以上の人の53.1%がスマートフォンを持ち、20歳代のスマホ所有率は92.9%だった。また、若者の8割以上がスマホを必需品だと考え、7割以上が1日3時間以上、スマホを使うと答えている。
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