【インフレターゲットの是非】コラム:企業想定為替レートに映る日銀緩和の限界=熊野英生氏 [無断転載禁止]©2ch.net
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[東京 16日] - 企業の決算が集まって、今年度の増益見通しが強まっている。これ自体は心強い話だが、今後の為替レート次第で収益計画が大きく変化することには注意したい。
現状、企業はどれくらいのドル円レートを想定しているのか。少し前の日銀短観3月調査を参照すると、事業計画の前提となっている想定為替レート(大企業・製造業、対ドル)は2017年度108.43円だった。実際の2017年3月期の平均為替レートは108円だったことと比べて、この見通しはほぼ横ばいとみることができる。足元のドル円レート(113円、5月15日時点)はそれよりも5%ほど円安で推移していることがわかる。
これまで企業は堅めに想定レートを置いていて、足元で円高または円安が進んでも、年度平均の想定レートはそれほど大きく修正させてこなかった。だから現在は、先々まだ100円台の円高になる可能性があると、企業は慎重に判断しているということだろう。
ただし、この見通しは実際の為替レートと完全に独立して決まっているのではなく、足元の変化を少しずつ織り込みながら、先々の判断材料とバランスさせて随時修正されているものである。
例えば、トランプ米大統領が11月上旬の選挙で勝利した直後の12月日銀短観の2016年度想定レートは104.90円で円高の予想だった。それが3カ月後の3月の日銀短観では107.30円まで円安方向へと修正された。この修正幅は、実際のレート変動に比べるとわずかな変化にみえる。
<必要なのは精神論よりも工学的発想>
こうした企業の想定為替レートの変化をみて気付くのは、その決まり方が「適合的期待」によって動かされていることだ。日銀が昨年9月の総括的な検証で下した結論では、インフレターゲットが黒田緩和で成功しなかった理由は物価予想が適合的期待で決まるからだという。
続きはソースで
2017年 05月 17日 11:17 JST
ロイター
http://jp.reuters.com/article/column-forexforum-hideo-kumano-idJPKCN18C0D7?il=0 景気がある程度正常化したときに、国債買い入れを減らし、できれば短期金利を引き上げることである。
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あまり前だろ馬鹿
景気が良くなれば何をやっても上手く機能するわ
金融緩和しようがインフレターゲットしようが、増税後に更に消費増税を
国が連呼している以上、消費が増大して物価が上昇して都合良くインフレ
になる訳がない、心理的に物凄いブレーキがかかるからな。 >>5
消費税引き上げが全てを台無しにしてしまったよな
財務官僚はこの事に関して説明責任があるよ 景気は「気」からてのを分かってないんだよなー
実際3%なんてたかが知れてるが
気が折れた 消費税が日本をダメにすると一貫して反対してきた日本共産党が正しかったw デフレの時に消費税増税すれば、適合的期待からさらにデフレになるのはわかりますよね? 金融緩和と現状を見るに「無意味ではないが万能でもない」というのが一番フラットな評価だと思うね。 >>9
3%のインフレってのはあくまでも
上がってるものも下がってるものも変わらないものも
全部ならしたら3%ってことなわけで
上がってる個別商品だけ見たら10パー20パー平気で上がるからな
でその上がってるものだけ見たら「えっ!3%のインフレってこんなに上がるの!」ってなるわけ >>12
下げられる金利幅が小さいときは総需要押し上げ効果も少ないって評価かな。
それでもやらないよりやったほうがいい。 金融政策はこれまで経済学的に信じられていたほど効かなかった、
という声が欧米では多いね。 いやまあゼロ金利制約下での金融政策とかの文脈で整理されてる例もあるんでね
「経済学的」といっても前提としているモデルによって結論が異なるから一概に何とも言えない
まあ理論的にはともかく実証的には明らかな話だと思うが >>6
増税で景気が良くなるとか影響はないとか言いまくってたからな >>17
金利が高ければもう少し利くのだろうけどね
0.1%の違いで行動変える人は少ないだろう 金融政策があまり効かないということを市場が理解すれば、
中央銀行がいくら目標を宣言しても、そのような期待が市場で形成されることはなく、
形成されても一過性のものに終わるというのは当たり前のこと。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています