中部3県に本店を置く地方銀行8行の2017年3月期決算が12日出そろった。全8行の純利益は527億円と前年比2割減った。全8行がそろって減益となるのは8年ぶりとなる。日銀が昨年2月に導入したマイナス金利政策の影響で、貸出金利の低下が続いている。企業向け融資や住宅ローンは増えたが、業績向上に結びつかない状況で新たな収益源探しも苦慮している。

 「貸出金が伸びても資金利益が伸びない。マイナス金利の厳し…
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFD12H4F_S7A510C1L91000/