武田薬品工業は1日、今年2月に買収した米社が申請していた肺がん治療薬「ALUNBRIG」の米国での販売許可を取得したと発表した。年内にも発売する。全世界で年1000億円の売上高を確保できる大型の新薬と期待しており、製造・販売体制の構築を急ぐ。

 同薬を開発したのは、がん治療薬に強みを持つアリアド・ファーマシューティカルズ(マサチューセッツ州)で、武田が2月、54億ドル(約6100億円)を投じて買収した。


2017/5/1 23:28
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ01HWG_R00C17A5TJ2000/