東芝が決算の会計監査を担当しているPwCあらた監査法人を変更する方針を固めた。米原子力子会社の過去の会計処理などを巡り意見が対立し、2016年4〜12月期決算は監査法人による「適正」との意見を得られなかった。17年3月期の本決算の監査でもあらたとの溝は埋まらないと判断し、株式の上場維持へ向け準大手の監査法人を軸に後任選びを急ぐ。

 東芝は米ウエスチングハウス(WH)の内部統制の不備や昨年12月に発…
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO15753800W7A420C1MM8000/