同友会代表幹事、東芝半導体事業売却「国際分業という考え方も」

 経済同友会の小林喜光代表幹事は11日午後の定例記者会見で、東芝(6502)の半導体メモリー事業の売却手続きについて「いま日本にとって重要と思われていても、将来は別の技術も出てくる。国際分業という考え方もある」と指摘。
 「プライベートカンパニーはもうけなくてはいけない。日本はさらに高度な技術に研究投資するのが正しいのではないか」と語った。
 小林氏は東芝の社外取締役も務めている。

 小林氏は、米軍によるシリアへのミサイル攻撃について「化学兵器の使用など非人道的な振る舞いは放っておくと世界に拡散してしまう。勇気ある行動だった」と評価した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

日本経済新聞 2017/4/11 14:14
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL11HBT_R10C17A4000000/